モネロ（XMR）は日本で買える？購入方法とおすすめ取引所を解説

「モネロ（XMR）を買いたいけど、日本で購入できるの？」
「匿名性が高い仮想通貨だから、取引方法が難しいのでは？」

このように考えている方も多いのではないでしょうか？
モネロ（XMR）はプライバシー保護を重視した暗号資産であり、匿名性の高さから一部の取引所では取り扱いが制限されています。

しかし、正しい方法を知っていれば、安全にモネロ（XMR）を購入することは可能です。

本記事では、モネロ（XMR）の購入方法や、日本での取引の現状、さらにはおすすめの取引所について詳しく解説します。

この記事でわかること

日本でモネロ（XMR）を購入できるのか？
モネロ（XMR）の購入方法（国内・海外取引所・P2P取引）
購入時に気をつけるべきポイントとリスク
モネロ（XMR）の安全な保管方法

これから詳しく解説していきます。

モネロ（XMR）は日本で取引できる？現状を解説
日本でモネロ（XMR）を購入する方法と注意点
日本でモネロ（XMR）を安全に購入・保管するためのポイント

モネロ（XMR）は日本で取引できる？現状を解説

モネロ（XMR）
日本で取引できる？

日本国内では仮想通貨の取り扱いが厳しく管理されています。特に匿名性の高い仮想通貨であるモネロ（XMR）は、他の通貨と異なり規制の影響を受けやすい状況です。本章では、日本でモネロが取引できるのか、その現状について詳しく解説していきます。

日本国内の取引所でのモネロの取り扱い状況

結論から言うと、日本国内の仮想通貨取引所ではモネロ（XMR）の取り扱いはありません。2018年以降、日本の金融庁は匿名性の高い仮想通貨に対して規制を強化し、国内取引所はモネロの上場を廃止しました。

この背景には、日本のマネーロンダリング対策（AML）やテロ資金供与防止（CFT）の強化があります。モネロは取引履歴を追跡できない特性があり、犯罪に利用されるリスクが指摘されてきました。そのため、日本の仮想通貨交換業者は、金融庁の指導のもとモネロの取り扱いを中止しています。

たとえば、国内大手のbitFlyerやCoincheckなどは、過去にモネロを取り扱っていましたが、2018年以降、すべての国内取引所がモネロの取り扱いを停止しています。現在、日本国内のどの取引所でもモネロの購入や売却はできない状況です。

日本の法律とモネロ（XMR）の規制状況

日本では、仮想通貨は「資金決済法」に基づいて管理されています。この法律の下、金融庁は仮想通貨交換業者（取引所）に対し、マネーロンダリングや不正取引を防ぐための厳格な規制を求めています。

2019年の改正資金決済法では、仮想通貨の名称が「暗号資産」へと変更され、さらに規制が強化されました。特に、匿名性の高い仮想通貨（モネロ、ダッシュ、ジーキャッシュなど）は、追跡困難な性質を持つため、国内取引所での取り扱いが禁止される流れとなりました。

また、日本の金融庁はFATF（金融活動作業部会）の指導に基づき、匿名通貨の排除を強化しています。FATFは国際的な金融犯罪防止機関であり、加盟国に対してAML（マネーロンダリング対策）を求める勧告を行っています。これにより、日本では匿名性の高い通貨は公式には認められず、取引所での上場が困難になっています。

モネロが禁止される理由とその背景

モネロが禁止される主な理由は、その高い匿名性にあります。ビットコインやイーサリアムなどの一般的な仮想通貨は、ブロックチェーン上に取引履歴が記録され、第三者による追跡が可能です。しかし、モネロは「リング署名」や「ステルスアドレス」といった技術を用いることで、取引履歴を完全に隠すことができます。

この特性が、違法取引や脱税、マネーロンダリングに利用されるリスクを高めると判断され、各国の規制当局から警戒されているのです。日本に限らず、韓国やオーストラリアなどでも匿名通貨に対する規制が強化されており、公式な取引所での取り扱いは難しくなっています。

さらに、仮想通貨の規制強化の流れは、仮想通貨交換業者が金融機関と提携する際のリスク要因となります。銀行や決済サービスプロバイダーは、規制の厳格化によって匿名通貨の取り扱いを避けるようになり、これがモネロの流通を一層困難にしています。

日本でモネロを取引するための選択肢

国内取引所での取り扱いがなくなった現在、日本でモネロを入手する方法は限られています。主な方法として、以下のような選択肢が考えられます。

海外取引所を利用する
- 日本国内では禁止されているものの、一部の海外仮想通貨取引所ではモネロを取り扱っています。たとえば、KuCoin、Krakenなどの海外取引所ではモネロの取引が可能です。ただし、日本在住者に対する利用制限がある場合もあるため、注意が必要です。
暗号通貨交換のプラットフォームを利用する
- 一部のP2P取引プラットフォームでは、モネロを取引することが可能です。ただし、詐欺や資金洗浄のリスクが伴うため、信頼できる相手と慎重に取引する必要があります。
- おすすめはFixedFloatというサービスです｡KYC(個人認証)なしで通貨を交換できます｡
仮想通貨ATMを利用する（海外）
- 日本では仮想通貨ATMでモネロを購入することはできませんが、海外にはモネロ対応の仮想通貨ATMが設置されている場合があります。旅行先などで利用できる可能性があります。

いずれの方法を選ぶにしても、日本の法律や規制を遵守し、違法行為に関与しないように注意することが重要です。

日本でモネロ（XMR）を購入する方法と注意点

日本でモネロ（XMR）
購入する方法

日本国内ではモネロ（XMR）の取り扱いが規制されているため、一般的な取引所での購入は困難です。しかし、海外取引所の利用や個人間取引など、いくつかの方法でモネロを入手することは可能です。本章では、日本でモネロを購入する方法と、それに伴うリスクや注意点について詳しく解説します。

海外の仮想通貨取引所を利用する方法

日本でモネロを購入する最も一般的な方法は、海外の仮想通貨取引所を利用することです。国内取引所では取り扱いがなくなりましたが、KuCoin（クーコイン）、Kraken（クラーケン）などの海外取引所ではモネロの取引が可能です。

海外取引所を利用する手順

海外取引所に登録する
- 利用する取引所の公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。
- KYC（本人確認）が必要な取引所もあるため、パスポートや運転免許証の準備が必要です。
仮想通貨を入金する
- 日本の取引所でビットコイン（BTC）やXRPを購入し、それを海外取引所に送金します。
- 海外取引所では、日本円の直接入金ができないことが多いため、まず他の仮想通貨を用意する必要があります。
- 日本の取引所ならOKJやビットバングがおすすめ｡
モネロ（XMR）を購入する
- 取引所でBTCやUSDTを使ってモネロ（XMR）を購入します。
- 取引ペア（BTC/XMR、USDT/XMRなど）を選択し、希望の数量を入力して注文を確定します。
モネロ専用ウォレットに送金する
- 購入後、取引所にモネロを保管するのはリスクがあるため、専用のウォレット（Cake WalletやMonero GUI Wallet）に送金します。

注意点

日本の金融庁の規制
- 海外取引所の利用は自己責任となります。利用が禁止されている場合もあるため、各取引所の規約を確認しましょう。
セキュリティ対策
- フィッシング詐欺やハッキングのリスクがあるため、二段階認証（2FA）を設定し、取引所に長期間資産を置かないようにすることが重要です。
税金の申告義務
- 海外取引所で得た利益も、日本の税制の対象になります。確定申告を怠ると罰則が科される可能性があるため、適切に管理しましょう。

通貨交換サービスでモネロを購入する方法

取引所は個人情報の登録が必要ですが､KYC（本人確認）無しで通貨を交換できるサービスもおすすめです｡

中でもFixedFloatはビットコインやイーサリアムはもちろん､モネロなどのさまざまな暗号資産間の交換を迅速かつ簡単に行えます｡

海外取引所を作るより簡単にモネロを買えます｡

FixedFloatの手順

国内取引所かウォレットにビットコインを用意する
- ETHやXRPでも可
FixedFloatで交換するペアを決める
送金先のモネロウォレットのアドレスを入力する｡
- モネロウォレットを持っていない場合は､【Cake Wallet】が使いやすくておすすめ｡
送金アドレスと金額を確認
表示されている金額を送金する
- ウォレットの送金画面でFixedFloatに表示されているQRを読み込むと金額も同時に表示されます｡そのまま送金すればOKです｡

送金時の注意点

FixedFloatで交換するペアを決める際は､必ず少額を送金して着金するかテストしましょう｡

モネロ専用ウォレットの選び方と保管方法

モネロを安全に保管するためには、専用のウォレットを利用することが推奨されます。取引所に保管したままだと、ハッキングや口座凍結のリスクがあるため、購入後は個人ウォレットに送金することが基本です。

モネロに対応したウォレットの種類

ソフトウェアウォレット

Monero GUI Wallet（公式デスクトップウォレット）
MyMonero（ウェブウォレット）
Feather Wallet（軽量デスクトップウォレット）
Cake Wallet（スマホウォレット）👈めっちゃ使いやすい

ハードウェアウォレット（最も安全）

Ledger Nano S/X（モネロ対応）
Trezor Model T（サポート状況を確認）

ペーパーウォレット（長期保管向け）

秘密鍵をオフラインで紙に記録し、インターネットから隔離する方法

注意点

ウォレットのバックアップを必ず取る（リカバリーフレーズを紙に書いて保管）
ハードウェアウォレットは公式サイトから購入し、中古品は絶対に使用しない
フィッシング詐欺に注意し、公式サイトからウォレットをダウンロードする

日本でモネロを購入する際のリスクと対策

モネロを購入する際には、いくつかのリスクが存在します。それぞれのリスクに対して適切な対策を講じることが重要です。

リスクと対策一覧

リスク	対策
法律的リスク	日本国内での取引は禁止されているため、規制に違反しない範囲で利用する。日本の税制を遵守し、適切に申告する。
詐欺・ハッキングリスク	信頼できる取引所やP2Pプラットフォームを利用する。二段階認証（2FA）を必ず設定し、強固なパスワードを使用する。
資産の消失リスク	ウォレットの秘密鍵を適切に管理し、複数のバックアップを作成する。オンラインウォレットに長期間保管しない。

モネロは匿名性の高さから規制が厳しくなっていますが、正しい知識と対策を講じることで、安全に取引することが可能です。自身の責任のもと、慎重に取引を進めるようにしましょう。