この記事の情報は2025年8月時点のものです。最新情報は各公式サイトをご覧下さい。
イーサリアム(ETH)に特化した財務戦略を打ち出し、株式市場で急成長している米国企業が SharpLink Gaming(SBET) と BitMine Immersion(BMNR) です。
どちらもETH価格の上昇とともに株価が大きく動くため、暗号資産の成長を信じる投資家から注目を集めています。
しかし、この2銘柄は SBI証券や楽天証券など日本の大手証券では取り扱いがありません。
現在、日本から購入できるのは 「moomoo証券」だけ です。
もしSBETやBMNRに投資を検討するなら、まずはmoomoo証券の口座開設から始めましょう。
この記事では、SBETとBMNRの特徴やイーサリアム保有哲学の違いをわかりやすく比較し、投資判断の参考になる情報をまとめます。
SBET(SharpLink Gaming)の特徴

Ethereum共同創業者が会長
SBETの会長は、Ethereum共同創業者の ジョセフ・ルビン氏。彼の率いるConsensysとの提携により、ETHの長期的活用に力を入れています。
保有哲学:「売らずに活用」
長期保有戦略
財務準備資産としてETHを長期保有し、価格変動リスクを抑えながら価値上昇を狙います。
ステーキングによる利回り
保有ETHの 100%をステーキング に回し、年4〜5%の報酬を獲得。報酬分も再び運用に組み入れ、複利効果を狙います。
DeFi・再ステーキング活用
DeFiや再ステーキングなど、ネットワークに積極的に参加しつつ追加収益の機会を模索しています。
リスク管理も意識
増資によるETH買い増しを行いながらも、株主1,000株あたりのETH保有量(ETH Concentration)が増えるよう調整。希薄化リスクを一定程度抑えています。
BMNR(BitMine Immersion)の特徴

目標は「ETH総供給の5%保有」
BMNRは元々ビットコインマイニング企業でしたが、2025年にETH戦略へ大胆転換。
わずか数ヶ月で115万ETH超(約50億ドル相当)を保有し、最終的には総供給量の5%を目指す超攻撃型の方針です。
保有哲学:「規模で押し切る」
大規模なETH取得
大規模な増資で資金を調達し、短期間でETHを大量購入。市場での存在感を一気に高めています。
ステーキング収益の最大化
保有ETHは基本的に売らず、ステーキングに回して安定した利回りを確保。
市場供給への影響
大量購入により市場供給を減らし、結果的にETH価格上昇の一因となる可能性もあります。
攻めの資金戦略
これまでに約45億ドルの株式発行を行い、さらに最大200億ドル規模の追加発行も計画中。
希薄化リスクは高いものの、資金が集まればETH保有量と企業価値を急拡大できる点が魅力です。
SBETとBMNRの比較表

項目 | SBET | BMNR |
---|---|---|
ETH保有量(2025年8月) | 約59.9万ETH | 約115万ETH |
戦略の方向性 | 長期保有+ステーキング+DeFi活用 | 大量取得+ステーキング |
資金調達スタンス | 増資は比較的慎重 | 超積極的(数十億ドル規模) |
リスク | 高いがBMNRより低め | 極めて高い(株価変動・希薄化) |
リターンの可能性 | 安定寄りの成長を狙える | 大化けの可能性があるが振れ幅大 |
どちらに投資すべき?
- 最大リターンを狙うなら BMNR
ETH価格上昇局面ではSBET以上の上昇率を見せる可能性があります。攻めの資金戦略に魅力を感じるならこちら。 - リスクをやや抑えて長期保有するなら SBET
Ethereum共同創業者による信頼感と、DeFi活用など多角的な戦略が魅力。中長期で安定した成長を期待するならこちら。
まとめ
SBETもBMNRも、株価はETH価格と強く連動する高ベータ銘柄です。
両社の違いは「リスクと攻め方」にあり、BMNRはより爆発力重視、SBETは信頼性と安定性を重視する傾向があります。
Ethereumの長期的成長を信じるなら、どちらも有力な選択肢と言えるでしょう。
ただし、SBI証券や楽天証券では購入できません。
現在、日本からSBETやBMNRを購入できるのはmoomoo証券だけです。
投資を始めるなら、まずは口座を開設してチャンスを逃さないようにしましょう。