この記事の情報は2025年8月時点のものです。最新情報は公式サイトをご覧下さい。
暗号資産を日常の支払いで直接使えるカードとして注目されているのがKASTカードです。
USDCやUSDTを残高としてチャージすれば、世界中のVisa加盟店で利用可能。Apple PayやGoogle Payにも対応しており、発行から数分でスマホ決済を始められます。
ここでは、手数料・為替の仕組みから年会費や維持費を回収できるかの目安、さらに発行方法や必要書類まで、実用的な視点で解説します。
Standard(バーチャルカード)は年会費無料。
Apple/Google Pay対応で、発行後すぐに使えます。
無料のバーチャルカード(= Standard)はポイント還元4%(2025年)。
円など非USD決済ではFX手数料2%が別途かかるため、実質の取り戻し感は約2%が目安です。
KASTカードとは

KASTカードは、Visaネットワークを利用する暗号資産対応カードです。
米ドル(USD)を基軸通貨とし、USDCやUSDTから直接決済できます。対応ウォレットや入金方法も多く、暗号資産を日常的に使いたい人にとって使いやすい仕様です。
主な特徴
- 即時発行:アプリでKYCを完了すればバーチャルカードが数分で発行可能
- 非接触決済対応:Apple Pay・Google Payに登録してスマホ決済
- ポイント還元:2025年はStandard最大4%、Premium最大8%、Luxe最大12%
- Solanaステーキング連携でポイント倍率が最大3倍に
利用できるシーン
日常の買い物やオンラインショッピング、海外旅行先での決済、ATMでの現金引き出しなど、Visa加盟店であれば幅広く利用可能です。
手数料と為替レートの仕組み
KASTカードの手数料体系はシンプルですが、理解しておくことで不要なコストを避けられます。
基本通貨とFX手数料
- 基軸通貨はUSD
- 米ドル建て決済:追加手数料なし
- 非USD決済(JPY/EURなど):Visaの換算レート+FX 2%
自動コンバート料
残高がUSDCやUSDT以外の場合は、自動コンバート手数料が発生します。
- BTC/ETH/SOLなど主要銘柄:2%
- 一部銘柄:4〜7%
- 日常利用はUSDC/USDTで残高を保持すると回避可能
入出金とATM手数料
- オンチェーン入出金:SOL無料/ERC $8/TRC $5 + KAST側0.1%
- ATM引き出し:USDは$3+2%、非USDはさらに+2%
- コンタクトレスATMは追加4%程度のコストが発生する場合あり
ATM手数料が高いので、現金化するのはおすすめできません。
年会費とカード発行条件
2025年8月時点の年会費・発行条件は次の通りです。
ティア別の年会費
- Standard:年会費無料(一部国では$2)
- Premium:$1,000/年
- Limited:買い切り$5,000
- Luxe:$10,000/年
カード発行枚数と費用
- Standard:バーチャル2枚無料(以降$2/枚)、物理カード$100
- Premium以上:物理カード・バーチャルカード各1枚無料(毎年)
- 最大同時保有枚数:5枚
ポイント還元率|年会費・維持費を回収できるか

高い還元率が魅力のKASTカードですが、FX手数料(2%)を差し引いた「実質還元率」で計算すると損益分岐が見えてきます。
実質還元率(円決済=FX 2%控除の目安)
- Standard:4% − 2% ≒ 約2%
- バーチャルカードは手数料・年会費無料のため約2%のポイントを獲得
- 物理カード$100を回収するには年間$5,000(約月$417)の利用が必要
- Premium:8% − 2% ≒ 約6%
- 年会費$1,000を回収するには年間$16,667(約月$1,389)
- Luxe:12% − 2% ≒ 約10%
注意点(ブースト・上限・運用)
- Solanaステーキング連携でポイント倍率のブーストあり(時期・条件で変動)。
- キャンペーンや月間上限、対象カテゴリーなどで実効還元は変わりうる。
- USDC/USDTで残高管理すれば、他トークン→USDCの自動コンバート料(2〜7%)を回避でき、回収効率が上がります。
- DCC(自国通貨建て請求)は拒否し、現地通貨(米ドル)での決済を基本に。
発行方法と必要書類
発行までの流れは非常にシンプルです。
申込手順
- アプリをダウンロードしアカウント作成
- 本人確認(KYC)を実施
- バーチャルカード即時発行 → Apple Pay/Google Payに追加
- 物理カード申込み(希望者)→配送→アプリで有効化
- USDC/USDTを入金して利用開始
必要書類の一覧
- 顔写真付きID(パスポート、運転免許証など)
- パスポートがおすすめ
- セルフィー写真
- 住所証明(公共料金の明細など)
- 電話番号とメールアドレス
日本ユーザー向けの使い方
日本から利用する場合は、次のポイントを意識するとコストを抑えられます。
コスト削減のコツ
- 残高は常にUSDC/USDTで保持する
- 米ドル建て決済を活用してFX 2%を避ける
- ATM利用は緊急時のみ
- DCC(自国通貨建て請求)は拒否
ティア選びの目安
- Standardは利用額に関係なく維持費が安く、導入に最適
- Premiumは月1,042〜1,389ドル以上の利用が見込める場合に検討
よくある質問(FAQ)
- Qバーチャルカードの年会費は?
- A
年会費は$0(無料)です。Standardはバーチャル2枚まで無料、3枚目以降は1枚あたり$2となります。Premium以上は毎年1枚無料です。
- Q年会費無料は“今だけ”のキャンペーン?
- A
いいえ。Standardは恒常的に年会費無料として案内されています(一部の国では$2の設定あり)で、終了期限の案内はありません。
まとめ

KASTカードは、USDC/USDTをそのまま使えるVisaカードで、発行が速く(バーチャル即時)、Apple/Google Pay対応が強みです。
日本円決済が多い場合はFX手数料2%を前提に「実質還元」で判断するとブレがありません。
まずは年会費無料のStandardで使い勝手と支払い通貨の比率(USD/JPY)を確認し、必要に応じて有料カードを検討するのが安全です。
- 還元の基準:Standardは4%(円決済メインなら実質約2%)。
- 主なコスト:非USD決済はFX 2%、ATMは$3+2%(非USDはさらに+2%)。
- 損益分岐の目安:Standardの物理$100は年$5,000(約$417/月)、Premiumの年会費$1,000は年$16,667(約$1,389/月)。
- 賢い運用:残高はUSDC/USDTで保持、DCCは拒否、ATMは最小限。
- 始め方:アプリDL→KYC→バーチャル即時発行→Apple/Google Pay登録→USDC/USDT入金。
まずは年会費無料のStandardから始め、利用額や生活スタイルに応じて有料カードを検討しましょう。

